2023年1月21日に1泊で茨城県のキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
今回は、一年前に購入していた薪ストーブを初めて使いました。
ポーランド軍幕を買ったときからやってみたかった、冬の薪ストーブキャンプをようやく実現しました!
雪は降りませんでしたが、最低気温はマイナス10度。外はものすごく寒かったですが、薪ストーブのおかげで軍幕内では暖かく過ごすことができました。
設営
チェックインしたときに少し風があったので、風を避けられるように段差のある場所に設営しました。
薪ストーブは、3F UL GEARのFolding Tribe Wood Stove 2.0 Asia Versionになります。
Amazonで購入しました。
ガラス窓付きのサイドパネルも購入しました。
本体の組み立てはとても簡単でしたが、巻煙突を立てるのに苦労しました。
この薪ストーブは、煙突の根元にスパークアレスターがあるので、巻煙突の先端に付ける付属品がありません。
でも、風で煙突が外れたら困ると思い、Amazonで安いスパークアレスターを購入して取り付けました。
3か所ガイロープでペグダウンして固定しました。
薪ストーブがポーランド軍幕に入りました!
薪ストーブでの冬キャンプは、ポーランド軍幕を買ったときから熱望していました。
軍幕を買ったのが2021年の11月ですが、この薪ストーブは2022年の1月に購入していました。
ただ、去年の冬は、まだポーランド軍幕でのキャンプに慣れていなかったので、ちょっと危ないかもしれないと思い、薪ストーブは使用を控えていました。
それから1年経ち、少し軍幕キャンプに慣れてきたので、今回薪ストーブのデビュー戦となりました。
この時はまだ火を入れていませんが、期待でワクワクしていました。
ただ、ちょっと煙突が長すぎるように思えました。
ガイロープの取り付け部分に手が届かないのが不便でした。
もう少し短くしてしまって良いのか?よく調べてから対応したいと思います。
薪ストーブの火入れ
薪ストーブも立てて、幕内の準備も整えて、設営が終わったときにはすでに3時間くらい過ぎていました。
昼ご飯も食べずに熱中していました。
昼食は諦めて、夕食を早く始めようと思い、さっそく火入れを始めました。
着火剤には火が付きましたが、薪にはなかなか火が移らず。
着火剤を使うと思って薪をあまり細く割らなかったのが原因と思います。
焚火でもよくやってしまう失敗です。なかなか慣れませんね。
この時は、小さな火がついていたため、着火剤をさらに投入して、半ば強引に火をつけました。
火がついて感無量な瞬間です。
夕食
ストーブの火が落ち着いたら、夕飯の準備を始めました。
薪ストーブで料理をしたかったので、なるべく簡単に出来る鍋にしました。
鍋は具材を切ってお湯に入れるだけなので、料理が苦手な僕でも失敗なく作りやすいです。
鍋の準備をしている10分くらいの間に、とっぷり日が暮れました。
最近は一人用の鍋スープが充実していてよいですね。今回はあご出汁スープにしました。
ご飯も0.5合炊きました。
今回は、スーパーで買ったチリコンカンという豆のトマト煮?を湯煎してご飯にかけて食べました。
少し辛くて美味しかったのですが、小学校の頃に食べたポークビーンズを思い出し、ポークビーンズが無性に食べたくなりました。
夜
この日は薪ストーブの初出しでバタバタしていて、お酒を飲むのも忘れていました。
夕食を食べ終わったころに薪ストーブの火に勢いがついてきて、服を脱いでいくうちに最後にはTシャツ1枚になりました。暖かいというより暑かった!真冬に暑いって最高です。
そのころになって、お酒が飲みたくなりました。
いつもはウィスキーなどをボトルで持って来ていたのですが、ボトルが重いし大きくて邪魔だったので、今回はスキットルを買って入れてきました。
容量は200mlでしたが、僕にはちょうど良い分量でした。荷物の軽量化にもなって満足です。
11時くらいにハミガキやトイレに外に出ましたが、外はかなりの寒さでした。
温度計ではマイナス5度くらい。
風は無かったのですが、しんしんと冷えていました。
外に出て、あらためて薪ストーブの暖かさに驚きました。
満天の星空でしたが、写真の撮り方が分からず断念。次回はぜひ!
翌朝
朝、5時ごろに起きて、シュラフに入ったまま薪ストーブに着火しました。
寝たまま火を入れられるのは、焚火と違って良いですね。だらしないのが最高です。
軍幕内が暖まってきて、僕の膀胱も限界を迎えたので、外に出ました。
温度計を見ると外気温は最低でマイナス10.1度でした。僕のキャンプ史上では最低気温更新です。
幕内もマイナス5.9度はかなりの低さでしたね。
朝食
トイレでスッキリして帰ってきてから、朝食の準備をしました。
薪ストーブの火力が弱いうちから料理を始めてしまったので、なかなか焼けませんでした。
もう少し待てる余裕が欲しいです。
目玉焼きをなんとか両面焼いて、温めたマフィンに挟んでみました。
真冬のキャンプなのに、幕内で上着も着ないで朝ごはんを食べるのは、新鮮でいい気分でした。
この辺りで撤収を考え、薪を入れるのは終わりにして、コーヒーはアルコールバーナーで淹れました。
おやつに取っておいたリンゴも食べました。
リンゴは好きな果物ですが、娘が食べないので家ではなかなかお目にかかれません。美味しかった。
この後、撤収して帰りました。
薪ストーブの設営は初めてだったのもありかなり時間がかかりましたが、撤収は思いのほか簡単で、いつもの焚火台の片づけとあまり変わらない手間だった印象です。
まとめ
ポーランド軍幕を買ったときからやってみたかった、冬の薪ストーブキャンプをようやく実現しました!
設営にはかなり時間がかかりましたが、どちらかというと楽しんで作業していて時間を忘れた、といったほうが正解かもしれません。昼飯抜きで頑張ってしまいました。
薪ストーブの暖かさは、想像を超えて快適で、キャンプ場でよく見かける理由が分かった気がします。
ただ、薪ストーブの火加減が難しかったので、使いながらコツを習得していきたいと思います。
薪ストーブのおかげで冬のキャンプもさらに楽しくなってきました。またすぐ行きたい!
最後までお読みいただきありがとうございました。