2023年2月23日に1泊で茨城県のキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
前回の1月のキャンプに引き続き、ポーランド軍幕に薪ストーブを入れてのソロキャンプ。
2回目だけあって前回より火の管理が上手になり暖かく過ごすことができました。
秘訣は薪に広葉樹だけではなく針葉樹も使うことでした。
失敗がいつもより多い回でしたが、それも含めて楽しんできました。
設営
2月23日は木曜日で祝日、翌日は平日でしたが仕事はお休みを頂いてキャンプに出かけました。
次の日が平日のためキャンプに来ている人も少なく、いつもは取れない川が見える場所に設営しました。
ポーランド軍幕を張って、薪ストーブを組み立てました。
まだ2回目ですが、全体的に焼き色が付き、味が出ていてよい感じです。
天板は、煙突側の方が高温になるので、煙突側の方が焼き色が強いです。
前回の撤収時には気づきませんでしたが、天板を固定するネジが1つありませんでした。
2回目にしてもう部品が無くなってしまい、自分のボケ具合にガッカリ。
いちおう周辺を探したのですが見つからず。残念。
前回ほぼ3時間かかった薪ストーブの設置も、今回は1時間半くらいで終わりました。
なんとか30分くらいで設置できるようになると良いなと思っています。
幕が垂れないようにウィンドスクリーンで補強しています。
昼飯
設営が終わって昼飯にしようと思ってみたら、カトラリーケースを忘れていることに気づきました。
ネジを無くしただけでもショックでしたが、追い打ちが痛い。
とりあえず箸が欲しかったので、しかたなく針葉樹の薪から削り出しました。
薪から箸を作りましたが、雑菌とか薬とか怖いのでお勧めしません。
昼飯は、塩ラーメンにしました。
薪ストーブにまだ火を入れていなかったので、アルコールバーナーでお湯を沸かしました。
インスタントの塩ラーメンは普段食べても美味しいですが、キャンプで食べると最高です。
薪ストーブの火入れ
腹ごしらえが済んだら、薪を割って小割を作りました。
前回は、広葉樹だけで過ごしたのですが、下火になった後の復活に手間も時間もかかったので、今回は針葉樹も1束用意しました。
針葉樹の小割をたくさん入れて、着火剤を使って火を熾しました。
着火剤を使うのですぐに火が付きます。
針葉樹はすぐに大きく炎が広がるので、見ていて楽しいですね。
昼間は軍幕の中から、外に見える川をずっと眺めていました。
川のせせらぎを見たり、炎の揺らめきを見たり、癒されました。
薪ストーブに火が入って暖かくなったので、冷たいビールを頂きました。
妻と娘がバレンタインデーにプレゼントしてくれたビールです。
英語でIndia Pale Aleと書いてあったのでインドのビールかなと思いましたが、IPAという種類のビールのようです。普通のビールと違ってホップの味が強くてフルーティーで美味しかったです。
ナンを作る
キャンプの夕飯に何を食べようか考えるのが毎回楽しみなのですが、料理はあまりできないので毎回同じようなメニューになってしまいます。
今回は、無印良品のレトルトカレーが食べたくてお店に行ったところ、ナンの粉が売っていたので試しに作ってみることにしました。完成形より安いし量も多いので、多少失敗しても楽しいかなという軽いノリでした。
粉200gに水100mlとオリーブオイル大さじ1を入れて混ぜるだけです。
オリーブオイル大さじ1は15mlと書いてありましたが、そこは適当に目分量にしました。
最初はドロドロでしたが、最終的にまとまるという説明を信じてこねていきました。
4つに丸めるような指示でしたが、フライパンが小さいので6つに丸めました。
クッカーの中にレードルがあったので、スプーン代わりに使いました。
丸めたらラップをかけて常温で10分放置するとのことだったので、外へ出て休憩。
煙突からの煙を見ると、薪ストーブを使っている雰囲気が出て、なんとなくよい気分になりました。
ナンを伸ばします。木の棒は無いので、レードルで少しずつ伸ばしました。
1枚ずつ伸ばしてラップに包んで行きましたが、6枚作るのはかなり大変でした。
フライパンで両面焼いて完成です。なんとフライパンで焼いている写真を撮り忘れました。
薪ストーブで沸かしたお湯で温めておいたカレーもシェラカップに移して完成です!
なんとなくインドっぽくなりました。
左がダルカレー(豆のカレー)、右がプローンカレー(エビのカレー)です。
ダルカレーは豆が多くて食べ応えがあり、プローンカレーはココナッツミルクが効いて美味しかったです。
エビはもう少し大きいと良かったなと思います。
夕飯にもバレンタインデーのプレゼントのIPAビールを頂きました。こちらもフルーティーで美味しかった。
ナンを粉から作るのは、初めての経験でしたが、とても簡単でソロキャンプでは楽しい作業になるので、カレー好きの方なら一度は試してみる価値ありです。
夕食を終えて、洗い物やトイレに外に出たときには夜空に星がいっぱい見えました。
夜景の撮影で寒くなったので、幕内に入って暖まりました。
夜9時くらいで外気温はマイナス2度くらいでしたが、幕内は長袖2枚で過ごせるくらい暖かい!
しばらく炎を見ながらお酒を飲んで、火が消えたら就寝しました。
翌朝
夜明け前にトイレに起きてしまい、帰ってきても目が覚めてしまったので薪ストーブに点火しました。
外気温はマイナス3度くらいでしたので、前回より寒くないですが、それでも寒い。
昨日、針葉樹の小割をたくさん残しておいたので、すぐに火がついて暖かくなりました。
朝飯の最初は昨日食べきれなかった肉巻き。
煙突が赤くなるくらいの火力が無いと、ジュウジュウしないです。
そういえばケトルのお湯もこのくらいにならないと沸騰しないですね。
この状態を保つのは火が強いし慣れてないので、ちょっと怖い感じがありました。
肉巻きの後は、目玉焼きを作りました。
昼飯後は、まだチェックアウトまでかなりの時間があったので、薪ストーブの火を1時間くらい楽しんだ後にゆったりと撤収しました。
いつもは温度計で最低温度を見るのが楽しみなのですが、今回はリセットし忘れてしまい、最低温度が記録できませんでした。今回は冬キャンプにしては暖かかったので記録ナシでもまあいいかなというところです。
撤収後も失くしたネジを探してみましたが、やっぱりありませんでした。ホームセンターで代わりを見つけたいと思います。
まとめ
前回の1月のキャンプに引き続き、2回目の薪ストーブキャンプを楽しんできました。
2回目だけあって、前回より火の管理は上手になり、下火になって寒い思いはせず暖かく過ごせました。
針葉樹も用意したことが火の管理に効きました。
ネジを失くしたり、カトラリーケースを忘れたり、残念なこともありましたが、おかげで箸も手作りできましたし、いろいろ頭を使って楽しむことが出来ました。
ナンを粉から作ったのは初めてでしたが、簡単で美味しかったので、ソロキャンメニューのローテーションに入れたいと思います。
薪ストーブは設営は大変ですが、幕内で暖かく過ごすこともできるし、炎も見てられるので、できれば春になるまであと数回くらいは使いたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。