ポーランド軍幕で真夏の高原キャンプ

ソロキャンプ

2022年7月24日に1泊でソロキャンプに行ってきました。

夏の暑さを避けるべく、群馬県にある標高1,500mの高原のキャンプ場を選びました。

高原のキャンプ場は期待通り涼しかったです。夜は軽い防寒具が必要でした。
でも、直射日光は暑くて日焼けもしますし、山なのでアブやハチもいるので、油断は大敵でした。
それでも真夏にこの涼しさを感じてしまうと、遠くてもまた行きたくなる場所でした。

高原のキャンプ場へ

前回6月中旬に行ったソロキャンプはかなりの蒸し暑さでしたが、今年はその後ずっと厳しい天候ですね。晴れなら30度を超える真夏日、雨なら大雨という日が続いているので、キャンプは秋までシーズンオフと思っていました。

でも喉元過ぎれば熱さを忘れるというように、少し経つとまたキャンプに行きたくなり、暑くても快適なキャンプをするにはどうしたらいいかいろいろ調べました。

その中で、高原は涼しいと知り、今回は群馬県にある標高1,500mにあるキャンプ場に行ってきました。

夏休み期間のためなるべく人込みを避けるように、仕事の休みを取って日曜から1泊で行きました。

この丘の上にキャンプ場がありました

到着した感想は、やっぱり涼しい!です。そして見晴らしが最高でした。

家を7時に出た時の車の外気温度は28度。途中の高速で37度まで上がり、沼田IC付近で27度に下がって、山道では24度くらいになっていました。

で、肝心の現地の外気温は、、チェックを忘れてしまいました。26~27度だった気がします。

日なたでも体感は27度前後、日陰だと24度とか、長袖でも汗もかかずに快適に感じました。
設営した場所は、山の斜面の近くだったので、風があってさらに涼しく感じました。

設営

設営場所は、なるべく人を避けて、いちばん隅の方を選びました。

この絶景が最高!
白樺がきれい
東側は森に
設営完了!

山の斜面からの吹き上げの風が気持ちよかったのですが、直射日光はやっぱり暑い!

テント内も風が通らず暑いので、大きな白樺の木陰で休憩にしました。
先にタープを張れば良かったなと反省です。

昼食

野菜ラーメンとビール

まずは野菜ラーメンを作りました。
熱いラーメンでも美味しく食べられたので、それほど涼しかったんだなと今思います。
ビールは速攻で無くなりました(笑)

風が強くていろいろで防風

次は豚肉を焼いて、キャベツも炒めて、焼肉のたれで食べました。

焼肉のたれは美味しかった
遠くも入れて一枚

涼しくて見晴らしも良くて、最高のランチになりました。
来てよかったと思える瞬間です。

ポーランド軍幕にモスキートネット

夏キャンプの暑さの次の問題点といえば、虫刺されがあります。
虫は嫌いではないですが、虫に刺されるのは嫌ですね。

ポーランド軍幕は虫に対して無防備なので、モスキートネットを購入しました。
先日のアマゾンプライムデーで激安品をさらに安く買うことができました。

グリーンでポーランド軍幕との色合いもいい感じ

底の4隅をペグで固定して広げるタイプです。

吊り下げた所

高さは100cmあるので、座っても天井に頭がつかないような位置でした。

これで夏も安心して眠れそうです。

実際はこのキャンプ場ではあまり蚊を見かけませんでした。その代わりアブやハチが多い印象でした。
トンボも大群で飛んでいたのが印象的でした。

コーヒー焙煎

モスキートネットをポーランド軍幕に取り付けた後にやっとタープを張りました。
その後、夕方まで時間があったのでコーヒーを焙煎しました。

焙煎後

今回は、アルコールバーナーで焙煎しました。ここ最近では最高にうまくできたように思います。

ネットでコーヒー焙煎を調べたら、豆を水で洗うと良さそうだったので真似してみました。
でもキャンプ場で豆を洗うと絶対こぼしそうだったので、ロースターに入れたまま水ですすぎました。

水ですすいだのが良かったのか、高地だからか、ただの偶然か分かりませんが、うまくいって良かったです。

お湯で豆が膨らむ

豆が冷めたら、さっそく頂きました。キャンプ場で飲むコーヒーは格別です。

焚火

夕方5時くらいから焚火の準備を始めました。

とりあえずランタンに火をつけて
焚火開始

今回は料理には使わずに見て楽しむことにしました。暑いのであまり近寄たくないのが本音です。

風があったので、ウィンドスクリーンを立てました。
薪も針葉樹しかなかったのですが火付きがあまり良くなくて、料理に使わなくて良かったかもしれません。

夕食

夕食は炭火で焼き野菜からスタートしました。

茄子とピーマン

スーパーでナスを見つけた時に、焼きナスをしょうが醤油が美味しかったのを思い出して買ってみました。
それなりに美味しかったのですが、秋まで待った方が良かったかなと思いました。

今回の炭は、ロゴスのエコココロゴス・ミニラウンドストーブ4を使いましたが、火力が弱くてなかなか焼けませんでした。買ってから1年くらい放置してしまったので湿気ってしまったかな?

この後のステーキは、ガスバーナーで焼きました。

焼肉のたれは置いてあるけど塩コショウで食べました

ステーキはサガリという部分でした。柔らかくて美味しかったです。

調べて見るとサガリはホルモンだそうです。よく焼いて食べるように書いてありました。
写真を見ると、もう少し焼いた方が良かったかもしれません。食中毒にならずに済んで良かったです。

日が落ちて真っ暗になったら、かなり冷えてきました。

昼は長袖と半袖Tシャツを2枚着ていて暑かったのですが、8時くらいにはその上に薄手のパーカーとウィンドブレーカーを着て過ごしていました。

就寝

この日は朝から長いこと運転しましたし、涼しいとはいえ昼間の直射日光でかなり汗をかきましたし、夜涼しくなってから疲れが出てきてしまいました。お酒もあまり飲めず、ちょっとだけ焚火を見て10時には寝てしまいました。

今思えば、風にずっと当たっていたのも体力を奪われた原因かなと思います。

翌朝

翌朝は5時くらいに起床しました。疲れもばっちり取れていました!
もう朝日も出ていて明るくなっていました。

今日もいい天気

朝一番の写真はなんだか達成感を感じるので好きです。

絶景

山の斜面から見下ろした景色は最高でした。

顔を洗ってコーヒーを淹れました。夏に暖かいコーヒーを外で飲めるって驚きでした。

朝ごはんはベーコンとキャベツともやしの炒めものです。
オリーブオイルを多めに入れたのが成功だった気がします。

夜食べる元気もなかったご飯も食べました。朝から0.5合は多かったのですが、残さず食べました。

最低気温

今回、活躍するはずだった温度計です。
前の日は細かく記録しようと思っていたのですが、当日はすっかり忘れてしまい、夕方までカバンの中でした。残念。これはもう1回行く理由になりそうです(笑)

で、何とか最低温度だけは記録できました。テントの外は15.9度。
テント内は18.1度でしたが、夜中に寒くなって薄手のダウンシュラフに潜って寝たので、体感はもっと寒かったように思います。

この写真のときは、8時半ごろでしたが、外は24度になっていました。日陰は涼しいけど日なたは暑く感じるようになっていました。

管理棟近く

チェックアウト10時でしたので、早めに片付けを始めたのですが、やっぱりギリギリになりました。
ソロキャンプなのに設営と撤収が遅いので、もっと手際よくなりたいなといつも思っています。でも撤収のときは名残惜しいので、時間いっぱいまでダラダラしてしまうんですよね。

まとめ

夏でも涼しいと言われている高原のキャンプ場に行ってきました。

標高1,500mは本当に涼しい場所でした。でも直射日光はやっぱり暑くて日焼けしてしまったので、最初にタープを張って油断せずに日陰で過ごすようにすべきだったなとちょっと反省です。

夜は上着のいる涼しさで、最低気温が15.9度で薄手のダウンシュラフも必要な寒さだったので、軽い防寒具は持って行って正解でした。

まだこれから暑い日が続くので、次回も行きたくなったキャンプ場でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。