2022年8月20に1泊で群馬県のほうだいぎキャンプ場にソロキャンプに行ってきました。
お盆休みは台風などで出かけられなかったので、1週間後の普通の土日に行きました。
夜中までずっと雨でしたが、雨キャンプの楽しさが分かった良いキャンプでした。
群馬みなかみ ほうだいぎキャンプ場
今回お世話になったのは、「群馬みなかかみ ほうだいぎキャンプ場」でした。
宝台樹キャンプ場から名前が変わったようです。
標高1,000mの高原にあるキャンプ場なので、夏でも涼しいと思って予約しました。
夏休み期間中でも予約が取りやすかったので、行き当たりばったりな僕にとっては嬉しいサイトです。
出発
2日前に予約した時の天気予報ではチェックアウト後に雨の予報でしたので、初のタープ泊をしたくて準備していましたが、当日朝の天気予報は1日目の昼過ぎから夜まで雨に変わりました。
タープ泊どころかポーランド軍幕の床上浸水が怖かったので、別のキャンプ用テントも念のために持って出かけました。
途中、月夜野ICで降りてスーパーマーケットのベイシアに寄りました。ベイシア月夜野店は大型店舗でしたし、隣にホームセンターのカインズがあったり、向かいにドラックストアがあったりと、キャンプの準備には最適な場所でしたね。
ベイシアを出て、あと30分で到着というタイミングで雨が。
せめて設営までは降らないで欲しかったなぁと思いました。
管理棟に着いた頃は小雨が降っていました。
タープ泊に初挑戦したかったのですが、雨だったので諦めてテント+タープで受付しました。
設営
白樺の立つフリーテントエリアを選びました。
フリーテントエリアは車を横づけできませんが、荷物の出し入れのときは近くの道路に車を寄せてOKとのことで、設営場所は道路になるべく近い場所に決めました。
フリーテントエリアには、写真にあるようなコンクリートの台が等間隔に敷いてありました。
この上にテントを張ると水はけが良さそうでしたが、ポーランド軍幕には大きすぎたので、コンクリートの隣に張ることにしました。
このエリアは僕を含めて3組でした。区画サイトやロッジは賑わっていた印象です。
雨なので、まずはタープを張って、その下にテントを張りました。
このときは小雨程度だったので、荷物はあまり濡れずに済みましたが、いつもと違う手順だったので時間がかかってしまい、自分はかなり濡れてしまいました。
地面は土に見えますが、落ち葉のじゅうたんになっていてフカフカでした。
それでもペグは20cmで十分固定できました。
水はけも良く、いい場所でした。
おやつタイム
設営が終わったのが2時すぎでしたが、あまりお腹が空いてないのと、昼食を作る元気もなかったので、行きに寄ったスーパーで買ったおやつを食べることにしました。
ついに復活!!とありますが、初めて見ました。ラムネわらび餅。
わらび餅からラムネの香りがほんのりしていました。
パウダーはシュワシュワする粉でこれもラムネ味でした。
爽快感があって夏向きなおやつでした。
本降り
おやつを食べ終わってまったりしているうちに、雨が本降りになりました。
霧も出てきて幻想的な雰囲気になりました。
この時点で天気予報を見たら、夜中までずっと雨の予報だったので、焚火はあきらめました。
涼しかったので少しでも焚火を見たかったのですが残念です。次回のお楽しみです。
今回は昼ご飯も作らず、コーヒー焙煎も焚火の支度もせず、気づけば夕方までほとんど何にもしていませんでした。雨の雰囲気が良く、雨音で他のキャンパーさんの音も聞こえなかったので、リラックスできました。
夕食
5時過ぎに雨足が弱くなってきたので、夕食の準備を始めました。
まずはランタンに点火。
セリアで買った100円のランタンフックが活躍しました。
焚火ができないので炭火で調理します。
炭火が熾きるまでビールで乾杯!
1品目はタンドリーチキンとアスパラとコーンの炒め物です。
炭火の網が錆びていたので、フライパンで炒めました。
タンドリーチキンは、行きのスーパーで買ったタンドリーチキンの粉を鶏むね肉に振りかけただけです。料理できない人にとって、こういう魔法の粉は助かります。
いつもながらのステーキです。
今回はちゃんとしたステーキ用の肉を買いました。
筋切りの要領が分からないので、とりあえずナイフでメッタ切り(笑)にして、塩コショウを振りました。
ニンニクをみじん切り?にして牛脂で炒めた後にステーキ肉を投入!
両面が焼けたらアルミホイルで包んで蒸らすと良いそうなので、それもやってみました。
ニンニクを上に乗せて完成です。
ソロキャンプを始めて一番の出来栄えでした。
ちょっと量が多くて大変でしたが、美味しく頂きました。
雨の夜
夕飯の後はお酒を飲みながらランタンの火や炭火を見て過ごしました。
雨の夜はさみしくなりそうかなと思っていましたが、雨の音が騒がしく、ランタンの揺れる火が心地良くて、独りを楽しめたような気がします。
前回のキャンプでは、近くにいたファミリーキャンプの楽しそうな会話が聞こえて寂しくなったので、まったく独りのほうが落ち着くんだなと実感しました。
良い感じに酔っぱらってしまったので、9時前でしたけど就寝しました。
翌朝
4時くらいには明るくなっていましたが、起きられたのは5時過ぎでした。よく寝ました。
8月なのに紫陽花が咲いていました。やっぱり高原は涼しいんだなと実感しました。
朝からチャーハンを作ろうと途中まで頑張っていましたが、ご飯が炊けたのが7時前になったのでチャーハンは諦めました。
今回は諦めてばっかりでしたがソロキャンプなので、それもありということで。
目玉焼きをひっくり返したら見た目が悪くなりましたが、ベーコンの塩味が効いて美味しく頂きました。
最低気温は18.1度。軍幕は開けっ放しで就寝したので、幕内の温度もほぼ変わらずでした。
夜中も涼しかったのですが、シュラフに潜り込むほど寒くはなりませんでした。
ちなみに最高気温も25.4度で、雨のせいもありましたが、ずっと涼しく過ごせました。
9時くらいには少し晴れ間が見えてきましたが、タープもポーランド軍幕も乾かずに撤収となりました。
10時すぎにチェックアウトして管理棟から出たときには青空が見えていました。
この後ずっと晴れだったので、家に帰ってベランダでいろいろ干して乾かして今回のキャンプ終了でした。
まとめ
今回は真夏に涼しさを求めて、標高1,000mの群馬みなかかみ ほうだいぎキャンプ場に行ってきました。
到着からずっと雨だったのは今回が初めてでしたが、焚火しない分だけ時間に余裕があったり、雨の音が心地良かったり、雨も悪くないなと思えるソロキャンプでした。
今までは雨予報の日は避けていましたが、これからは避けなくても良さそうなので、ソロキャンプに行ける機会が増えそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。